たまには、小太り産業医の独り言。

小太り産業医は高校時代、合唱部に所属していました。
平成2年、高校2年生の時の演奏会の曲目に当時かなり流行してたある曲を並べました。
某製薬会社から発売されていた栄養ドリンクのCM曲「24時間戦えますか」です。
このコピーは89年の新語・流行語大賞で流行語部門銅賞を受賞してます。
男子校だったので、男声合唱の力強さが強調できるこの曲を選び、かなりウケていましたね。

恐らく、令和の時代にこのフレーズをCMを流したら、クレームの嵐で炎上間違いないでしょうね。

この30年間で労働に対する意識や仕事のやり方は激変しました。
初代iPhoneが発表されたのが2007(平成19)年1月10日でした。たった10年あまりですが、今ではiPadで仕事をする時代です。
50代の方が入社した頃は、部署に一台FAXがあると驚かれる時代。
40代は方が入社した頃は、部署に一台パソコンがあると驚かれる時代。
そんな時代を過ごし、仕事をしてきた人達が「昔はこう仕事してた」なんて話しをしても、ハッキリ言って響きません。
鬱陶しいと思われるだけです。
毎年毎年、「今年の新入社員は●●型」なんて、ラベリングすることに意味があるのだろうか?
理解できないから、怖いのです。怖いから自分が理解できる範囲内の言葉でラベリングしたがる。

トヨタ自動車の豊田章男社長が、とうとう終身雇用の限界を吐露しました。
これからは、労働組合で団結する時代は終わり、個人の能力が社会に問われる時代になっていくのでしょう。
バブルの香りをほのかに体験できた40代前半以上の社会人は、このままだと社会構造の変革に呑まれ、取り残されます。
「おまえの代わりはいくらでもいる」と言われないように、磨くのです。
日々是勉強と革新。

 

今の働き方改革は、あまり好きではない。
日本お得意の、”一律”だから。
時間外労働、有給休暇取得義務化など。

時間外労働は、働きたい人はどんどん働く、働きたくない人は帰る、その選択が自由で良いじゃない。
以前は、「みんなが働いているのにお前は帰るのか!」。
今は、「これ以上働くな、時間外の上限を守って帰れ!」。
どちらもほぼ強制。笑
若いときは、家のローンも元気もあるから時間外を多くこなして稼ぎたい!という気持ちの人もいる。
年を取れば、体力もやる気も落ちてきたから定時で帰りたい!という気持ちの人もいる。

有給休暇をもらっても、仕事は進まない、休日にやることもない。
それなら、有給休暇を会社に買い取ってもらい、お金に換えたい!という気持ちの人もいる。

本当の働き方改革は、働き方の多様性を認めることだと思う。
ダイバーシティはLGBTだけじゃない、働き方も。
就職活動一斉解禁、4月から入社や副職禁止など伝統的ルールを理論的に肯定できる人っているのかな?
こんなルールが横行してるから、世界の採用市場から取り残される。

働き方にもダイバーシティを!

ただ、この社会構造の変化から脱落していく人もいます。
脱落しそうな人を助ける産業医を目指したい。
そして脱落してしまっても、再登板できる会社や社会作りに貢献したい。